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【知っておきたい】オンコールとは?【転職の秘訣】

■オンコール

今回はオンコールについてご紹介をさせて頂きます。
意外と看護師さんの中でも、ご存じの方とそうでない方がいらっしゃると思います。
なので、本日は知っているようで知らなかったオンコールについて、ご説明させていただきます。

 

■オンコールとは?
■夜勤と宿直とオンコール、一体何が違うの?
■オペ室や特別養護老人ホームでもオンコール体制でない所がある?
■最後に…

 

■オンンコールとは?

そもそもオンコールとは、病院などの医療施設で採用されている勤務体系の一つです。
仕事内容としては、病院から渡された電子機器を常に所有し、急患時の対応役として待機することです。
夜勤や当直が病院内に拘束されるのに対し、オンコールの場合は病院で待機するのではなくて自宅で待機という事になります。

 

ここまでですと、あれ?意外と楽なのではと思う方がいるかもしれませんが、オンコール当番になるといつでも
出勤要請に応えられるよう、連絡の取れる状態でいる必要があるので看護師さんにかかる身体的・精神的な負担が多いのも事実です。

 

具体的に言うと、入浴時や就寝時でも携帯電話を聞こえる場所に置くなど常に緊張感のある状態が続いたり、電話が鳴った場合は「30分以内に病院に到着できる場所にいなければならない」、「飲酒をしてはならない!」、「病院から半径5キロ圏内に在住しなければならない」など医療機関や診療科によって内容の詳細は異なりますが、患者様の急変に迅速に対応できることを絶対条件としていることは言うまでもありません。

 

オンコール体制をとっているのは主にオペ室・訪問看護・特別養護老人ホーム・内視鏡室等のいずれも夜間に継続的に勤務しなくてもいいが、緊急時にはすぐ業務に入れる状態になっている必要がある職種が挙げられます。

 

オペ室や訪問看護の看護師さんの多くは平日の日勤帯が勤務時間となり(8:30~17:30)、不規則な生活のイメージもある病棟の看護師さんの働き方とは異なる為、準OLなどと言われたりするのだとか…?
ただしOLさんと決定的に違うのは、最初にもお話した通りこのオンコールがある場合は勤務時間外や休日でも緊急に対応しなければならないところですね!

 

 

■夜勤と宿直とオンコール、一体何が違うの?

さて、一体、このオンコール体制とは夜勤や当直とはどのような違いがあるのでしょうか?

夜勤は多くの看護師さんがご経験をされているので、特に説明不要かとは思いますが、法定労働時間の中で夜間に勤務することを夜勤といいます。
2交代制・3交代制によって勤務の時間に違いはありますが、基本的には日勤勤務同様、休憩時間を除いた部分は全て実労時間です。
また、給与面に関しても、夜勤手当が加わります。

 

次に、当直(宿直)です。
法律的には「宿直」と言って、労働基準監督署に特別に届け出た上で許可される特別な勤務体制になります。
つまり、許可がなければ違法行為ということとなり、宿直室で夜眠っている時間も労働時間とみなされ、深夜割増の賃金まで支払わなければなりません。

宿直勤務とは、所定労働時間外又は休日における勤務の一態様で、業務内容としては見回り、文書、電話番などの負担は比較的少ないものになります。
非常事態に備えて待機するものなので、常態としてほとんど労働する必要のない勤務の事を指します。

そのほかにも、ソファーで寝る等ではなく、きちんと睡眠施設が設置されていることや、宿直手当が支払われている事、頻度は週に1回程度である事など、様々な決まりがあります。

 

上記の様に宿直は法律で規定された勤務体制なので、条件等が法規則で決められていますが、労働基準法の上では通常勤務時間(週40時間)にはカウントされないのです!
つまり宿直の場合は原則、次の日も日勤という事が良くあるようですね。

 

最後にオンコールですが、病院から渡された電子機器を常に所有し、急患時の対応役として待機することですが、法律的にはあまりしっかりとした規定がないのが現状のようです。
自宅にいようが、自由が制約されているので、待機している間も「労働時間」に該当するというのが本来の法解釈のようですが、実際は実働して初めてお金が支払われる所が殆どだとか…。

 

 
■オペ室や特別養護老人ホームでもオンコール体制でない所がある?
 
 
上記の様に、説明をさせていただくと正直オンコールのある勤務はしたくない…
でも日勤常勤でオペ室や施設での経験を積んでみたい!
そう思われる方も少なくはないと思います。
 
でも、実はオペ室や施設でも、オンコール体制のない所も存在するんです!
ですから、もしオペ室や施設でのご勤務をご希望される際には、必ず、オンコールの有無は確認する様にしてくださいね!
 

オンコールがあることを知らずに日勤常勤のつもりで転職したら、オンコールが沢山あり、「こんなはずじゃなかった。」という事になりかねなくなってしまいます。

 
そして、もしオンコールが有る場合は、看護師さん何名でオンコールを回しているのか(持ち回りの頻度)や
実際呼び出しや出動の回数はどれくらいなのかを必ず確認するようにしてください。
 
余談ですが、オペ室は下記4通りの働き方、施設では2通りの働き方があり、上から求人数の多い勤務形態になります。
 
【オペ室】
 
①日勤業務+オンコール体制
②日勤業務のみ
③日勤業務+夜勤体制(※このケースは稀ですが、夜間帯で手術がない時には救急外来のお手伝いをされているという事が多い様です。)
④日勤業務+オンコール体制+夜勤体制
 
【特別養護老人ホーム・訪問看護・内視鏡室】
 
①日勤業務+オンコール体制
②日勤業務のみ
 
 
■最後に…
 
同じオンコールがあるお仕事でも、その頻度は全く変わってきます。
どのくらいの頻度でかかってくるかと不安に感じている看護師さんも多くいらっしゃるはずですが、全体的に見てみると頻度はそれほど多くはありません。
 
例えば、特別養護老人ホームであれば、緊急事態が起きた場合、看護師さんを呼び出すよりも救急車を手配して病院に運んでしまった方が良い事もある為です。
 
また、慣れてくると、自分の工夫次第ではオンコールの頻度を少なく事も可能です。
具体的な方法とすると、日勤で勤務をしている時に、入居者の方に微熱が出ていたり、少し不安要素がある場合は、夜勤担当の介護職員の方に注意すべき入所者のお名前や、どのようなことが夜間帯に起きる可能性があるかを伝えておきます。
 
そして、実際に予想される事態が発生した場合の対処方も指示しておきます。
そうすれば、緊急事態が発生しても看護師さんが出勤しなくてもいい場合も出てくる為、オンコールの頻度を減らす事も出来るのです。
 
 

2015年11月18日カテゴリー:介護, 転職