ローザス医療ニュースブログ


カンボジアで救急医育成!

こんにちは!看護プロの佐々木です♪

やっと暖かくなったかと思いきや、今日はまた寒いですね・・・
先週の祖父江さんの記事では、春本番!ということで、
桜の開花をお知らせしていましたが、あっという間に散ってしまい、少し寂しい感じもします。

そんな今日の記事はこちら!!

カンボジア初の救急医育成

 

まず、こちらにの記事にはカンボジアで初めての救急専門医を育てよう!という
試みについて書いてあります♪♪
カンボジアというと、紛争が終わり、そこから遅れていたインフラ整備をし、
急速に経済を成長させたことで、バイクや自動車の台数は増え、
交通事故死傷者の数も増えているようです。
その一方で、救急搬送システムや病 院前救護というものが
ほぼ皆無!!!!

そうなると、交通事故にあっても病院には自力でいかなくてはいけません。
一応、民間の救急車はありますが、もちろん有料。
そうなると貧困差の激しいカンボジアでは、救える命を救うことが できない状況がありました。

病院に行けば、誰でも外来にかかることのできる日本とは大違いですね。。

そこを改善するべく、救急医療システムを整えることはもちろんですが、
今まで、救急車といってもただの運び屋のような役割しかしていなかったものに
しっかりと救急対応ができる人、地雷による 外傷や緊急事態に対応できる人を乗せようという取り組みとなっております♪♪♪

 

今回、こちらの記事に書いてあるのは、兵庫医科大学の医師有志や
看護師、消防士がカンボジアに移住し、救急体制の整備を進めていることや、
地元の看護師さんに学費を支援することで、学ぶ機会をつくり、
さらに、兵庫医科大救命救急センターのセンター長の方々からの指導、助言を
行ったことなども書かれています。

 

日本では、当たり前にみんなが医療を受けられる環境がありますが、
それがふつうではなく、恵まれているということを考えさせられる記事でした。
また、地震や災害の多い日本だからこそ強くもある、
救急医療を、まだまだ医療環境の整っていない国や地域に伝えていくということは、
本当に大事なことかと思います。
他にも私に知らないところでは、沢山の取り組みがあるかと思いますが、
これからは意識してみていこうと思います♪

 

 

 

 

2015年04月07日カテゴリー:医療全般