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大腸がんの新しい検査手法が確立、となると直腸健診は?

こんにちは。看護プロの笠木です。

暑い日が続いてますね。
気が付けば、もう梅雨も明けてすっかり夏なわけですから、当たり前ですが。

さて皆さん、そんな夏といえば何を思い浮かべますか?

ビアガーデン、海水浴、夏休み・・・色々と楽しいこともありますが、
毎年この季節になると毎年やってくるものがあります。

そう、楽しくない夏の風物詩、それはずばり健康診断です!!!

近いタイミングで転職された方などは別ですが、勤務先が変わっていない方は、
だいたい夏に決まって健康診断を受けることが多いと思います。

もちろん、受けないわけにはいかないですが、
毎年、健診のお知らせを見ると、
「去年よりどれぐらい太っているんだろうか」とか、
「血液検査大丈夫かな」とか色々と憂鬱になりますよね。

そんな中、この健康診断にも影響があるかもしれない
ニュースが飛び込んできました。

三重大学の研究グループが、血液検査で大腸がんを判定する手法を
確立したという【ニュース】です。

がん細胞が分泌する微量な物質に着目し、血液検査だけで、
92%の高確率で大腸がんの判定ができるというのです。

しかも、前段階であるポリープも検知できるということですから、
胃がんのピロリ菌検査同様、実用化されれば、
そもそものがんの予防も含めた、大きな効果が期待できますね。

アンジェリーナジョリーさんが乳房を切除したという話や、
出生前診断の精度が上がったことで中絶が増えるなどといったことが絡む問題と違い、
今回のニュースはストレートに喜べる話です。

医学的なことは素人なので勘違いしている可能性もありますが、
なんと言ってもこの診断が実用化されれば、
直腸の触診がなくなるのではないか、と期待してしまいます。

私事で恐縮ですが、実は、私、去年から年齢が35歳を越えたこともあり、
会社の健診にバリウムの他、直腸の触診が追加されたんです。

去年初めての体験でしたが、今年からは
お断りしようと思っていた矢先のニュースなので、
人一倍勇気付けられてしまいました。

 

ホントにこの時期は憂鬱です。

 

看護プロ

 

2013年07月07日カテゴリー:医療全般