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「食品添加物ってなんだろう??」が知れる本

こんにちは。看護プロの小林です。

最近、社内では「食品添加物」や「トランス脂肪酸」などの
食品問題話が話題になっています。
正確に言うと、話題というより
私の席の前にいるスタッフが興味を持っているというのが正しい言い方ですが・・・w

こういう話になると、個人的には
5-6年前に流行った下記の本をいつも思い出します。

「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」
食品添加物商社の元セールスマンは『食品の裏側』の中で、毎日の食に潜む危険性を指摘する。
我々は食品添加物の特性についてあまりにも無知だと主張。
その毒性ばかりを煽り立てる報道は良くないとしながらも、ラーメンやハム・ソーセージ、
明太子など人気の食品の一部が、無害とは言えない添加物にまみれている実態を次々に明らかにする。添加物の大量摂取によって「子供たちの舌が壊れていく」と警鐘を鳴らす。

当時は周囲の読んだ方々が
「珈琲に使うポーションミルクは、石油だ!!」
「コンビニ食品は食品添加物だらけだ!!」
「低価格のハムはゼラチン質の水分を注射して増量させている偽物だ!!」
「食品添加物の使用制限基準はねずみの実験から算出しているから実態が分からない!!」
「コンビニのサラダは殺菌剤のプールで何度も消毒される!!」
「野菜ジュースは虫をつぶして染めている!!」
等々の話をしていた気がします。

あまりに当時、流行ったので読まずに読んだ気になっていたのですが、
先日、初めて読んでみたところ個人的には面白い内容だったので
興味がある人は是非読んでみてください。

本のタイトルや広告を見ると
「食品添加物は絶対悪で摂取することは身体に悪い!!」というマイナスのイメージを
煽る内容かなぁ~と思っていましたが、実際の本の内容としては
食品添加物に対して「光」と「影」があり、「影」を理解した上で食品添加物を
食べなさいというとても現実的でバランスのとれた感じがしました。

なにより興味深い内容が
商品製造会社が食品添加物を導入する背景がしっかり書かれている点です。
例えば、餃子の皮を作る工場では皮が時々機械にくっついてしまし、
その度にラインを止めるのが大変だと聞いた著者が、
”これをいれたらくっつかなくなりますよ”と
新しい添加物を提案したなどなど、実際の事例も書かれています。

医療に直接関係のない内容になってしまいましたが、
お許しください。w

2012年04月20日カテゴリー:雑談