ローザス医療ニュースブログ


癌になるということ

10月21日にこんな事件がありました。

77歳の乳がん術後の母親が、自分で介護をしてういた53歳の白血病の娘を殺害する、という事件です。

「二人の治療費が月何十万円もかかるようになり、将来を悲観した」
というのが動機です。

国民の2人に1人が癌にかかると言われている今。。。

これはどんなことを意味するんだろうか?と思った次第です。

白血病患者の方の経済負担調査によると、
・年間医療費は22万円増加する
・収入は150万円減少する
という結果が出ているそうです。

あくまでも調査の平均の話です。
もちろん、副作用により
在宅でしか仕事ができなくなったり(収入激減)、
就労ができなくなったり(収入が0円に・・・)、
そんな方々もたくさんいるはずです。

私はお恥ずかしい話ですが、知りませんでした。
やはり、当たり前のことかもしれませんが、
自分の身に何か降りかかってこないとなかなかわからないものです。。。

ちなみに、民主党のマニフェストでは、
「癌、肺炎など特に患者の負担が重い疾病等について、支援策を拡大する」
というものがあります。

まさに、国が対処すべきことかと思います。
民主党だけでなく、自民党や公明党なども交えて議論をして、
前に進めていただきたいと思います。

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2009年11月02日カテゴリー:医療全般