ローザス医療ニュースブログ


急拡大中の安否確認サービス

通信会社が携帯電話やテレビ電話を活用した高齢者の安否確認サービスを強化している。

厚生労働省の調査から、去年の独居高齢者の数は5年前と比較して90万人増の463万人になっており、独居高齢者の「孤独死」が社会問題化している。

また、国民生活センターの調査より、悪質商法トラブルに巻き込まれた高齢者の平均契約額は643万円と深刻化している。

こうした中で、月額数百円からなど低コストで可能な安否確認サービスが、見守り活動の普及に一段の弾みがつく可能性がある。

例えば、

・IPテレビ電話機を利用したテレビ電話の画面を通した安否確認サービス

・ソフトバンクモバイルは1月中旬をめどに、高齢者や子供、ペットなど「見守り」に

 特化したサービス「みまもりシリーズ」の販売を開始

・NTTドコモも、高齢者向け携帯電話で安否確認サービスを提供している。

 高齢者向け携帯電話「らくらくホン シンプル」を充電した際に、その履歴を

 家族などに送信する仕組み

などなど。

一方で、厚木市が面白い取り組みをしている。

ヤクルトを無料で配る、というサービス。

前日、配ったヤクルトがなくなっていないと、ヤクルトの配達員が安否確認をする、

というもの。

これは、大きなコストをかけずに、安否確認をリアルに出来るという意味では秀逸な気がする。

こういう安否確認サービスの今後から目が離せません。

看護師求人なら看護プロ

2010年12月28日カテゴリー:医療全般