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【知っておきたい】乳腺外科の看護師求人ポイント【転職の秘訣】

乳腺外科に興味がある、乳腺外科のある病院への転職を考えている看護師さんの為に、特徴をまとめてみました。
転職活動の参考になればと思います。

記憶に新しい、北斗晶さんの乳がんの報告の記者会見。。。
日本では、乳癌の患者数は増加の傾向にあり、現在1年間に約6万人の方が乳癌と診断されています。
また、年間約1万人近くの方が乳癌で亡くなっており、50代女性の死亡の原因では第1位となっています。

乳腺外科では名前の通り「乳腺に関する疾患すべてをあつかう科」になります。

【目次】
乳腺外科で働く看護師さんの業務内容・乳腺外科に向いてる看護師さんてどんな人?
乳腺外科で働くメリット、デメリット
乳腺外科に強みを持っている病院
乳腺外科のクチコミ

 

 

乳腺外科で働く看護師さんの業務内容・乳腺外科に向いてる看護師さんてどんな人?

乳腺外科での看護師さんのお仕事は、主に下記の3つが挙げられます。

①ボディイメージ・変容への相談や指導
脱毛時のケアなど治療に伴うボディイメージ変容に対しての相談
補正下着や乳房再建法などについて説明したり相談に乗ったりします。

②診断や治療に際してのサポート
乳がんや乳腺炎といった病気を診療し、適切な治療を施します。
看護師はそのためにサポートをしていきます。

③リンパ浮腫予防の為の対応
リンパ浮腫をどのように予防していくのかという部分を指導や相談も受け付けます。
医療が進歩しているとは言っても、まだ乳がんによって亡くなる方も後を絶たない時代です。
したがって、少しでもその数を減らしていくために、乳がんに対する意識をもっと高く持ってもらおうと女性に働きかける為の取り組みも行います。

また、治療に際しては、専門医師や放射線技師といった他職種との連携・協力も欠かせないので、協調性がある看護師が向いている診療科目だと言えるでしょう。

 

 

乳腺外科で働くメリット、デメリット

 

※メリット※

名前の通り乳がんや乳腺の病気の患者様がほとんどで有る為、同じ女性の立場に立って乳腺の病気の患者さんの看護をする事で非常にやりがいを持って仕事ができるという点があります。

乳がんは、臓器別がん罹患率第1位となっており、現在も増加傾向にあります。
比較的に治療期間も長い為、患者様やそのご家族は、病気や治療へ不安を抱えています。
また、1番の特徴として命の危険があるだけでなく、乳房を切除するかどうかという決断を迫られる可能性もある為、治療の段階においても辛い事が数多くあります。

その為、乳腺外科の看護さんは患者様にとって、医療の面でも精神的にも支える心強い存在になるのです。
患者様と同様にご家族のケアまで配慮すべき点は多々あるので大変な事も多いですが、だからこそやりがいのある仕事だと言えます。
同じ女性だからこそ、時には親身になって相談に乗ったり、医療の側面から見たアドバイスもできるでしょう。

 

※デメリット※

デメリットは、メリットの真逆で女性特有の病気だけに、逆に自身や周りの方を重ねてしまい精神的に辛い思いを共有してしまう事です。

乳がん患者の中には、まだ小さなお子様がいらっしゃる中で命を落とされる方や、ご結婚されていない、働き盛りの若い女性が乳房を失う事もある為、辛い思いをしている患者様を目の当たりにする事が珍しくはありません。

女性だからこそ、親身に寄り添える半面、仕事とわかっていても精神的に負担がかかり他の科に移られる方が多いのも事実です。

 

乳腺外科に強みを持っている病院

乳腺外科に強みを持っている病院を挙げるのであれば、
がん研究会 有明病院の名前が思いつくでしょう。

言わずと知れた、日本の癌治療の最前線を走る病院です。
乳がん看護の専門医や乳がんの認定看護師の方も在籍している有名な病院です。

2005年に池袋から現在の有明に移転してきました。
建物はホテルのように綺麗で、最新の医療設備が揃っており、癌看護の分野で認定を取得した看護師さんも多数在籍しています。
将来のキャリアアップを考えたい方にも、オススメです!
がんに対しての研修、勉強会も充実しています。

寮も完備されており、24時間託児所も完備しているので、長くキャリアを築いていただく環境は整っています。
また、年間休日120日とお休みも多めなのも嬉しいポイントです。
既卒の方でも、受け入れ体制が整っているので、職場に馴染みやすい環境でお仕事をしてみませんか?

乳腺外科のクチコミ

母が乳がんを患った事により、その時に携わってくださった看護師さんの関わりを見ていた中で自分も乳腺外科で働きたいと思う様になりました。

実際、母の癌が判明してから、治療法の選択や、今後の生活について考えていかねばならないものの、残された私以外の家族や母の命の事を考えるとそこまでとても考えが行き渡らない事を実感していたからこそ看護師が一緒に親身になってくださった事で凄く支えられました。

しかし、実際乳腺外科に勤めてみると、正直思った様に介入ができていないのが現状です。

けれど患者様が悩み、迷っている時にこそ私が関わる事で、不安を相談する相手がいるという事を患者様に分かって頂けたらと思います。
と聞いてもらえる」ということを患者さんに分かってもらいたい。
その為には、まずは癌に対しての知識を深めることは勿論ですが、今の現場の同僚や他職種の先生方とも協力をし合って、様々な相談を患者さんが希望したときにすぐに受けられるような環境や場所、そして時間を提供出来る様に頑張りたいと思っています。

2015年10月20日カテゴリー:未分類, 看護プロ, 転職