ローザス医療ニュースブログ


卵子提供のため海外へ、、、?

こんにちは!看護プロの佐々木です。

今回は最近良く耳にする「不妊治療」のお話です。

★ニュース
そもそも不妊症というのは、現在10組に1組の割合で悩まれている方がいるそうです。
私自身よく話を聞くな~と思ってはいましたが
もうめずらしいお話でもないようです。

ただ、それだけ不妊症に悩んでいる方が多いにも関わらず、
日本では不妊治療に関する法律が、整っていない部分も多く、
第三者からの卵子提供について定めた法律はありません。

この記事には、卵子提供による体外受精を希望した女性が
台湾での卵子提供、体外受精へ踏み切ったことが書かれています。

「できれば日本人がよかったが、それが不可能ということで、
『日本人に近い台湾の人ならいいかな』と納得した。
自分で産むということには違いはない。
(自分の)遺伝子がいくらなくても私が産むんだから、
私の子だと思って育てようと決心した」
このコメントは文面だけみると
すごくさらっとしているように感じてしまいましたが、
きっとすごく悩んだんだろうな~、とか
悩んだ末の海外という決断だったんだろうな~、とか
色々考えてしまいました。

 

ですが、私が驚いたのは
医師の「オッケー、フィニッシュ」という言葉と共に
手術はわずか7分で終わるということ。

もちろん、手術の前にたくさんの段階を踏まなくては
ならないのでしょうが、手術でも
すごい大変作業があると勝手に思い込んでいた私からすると
わずか7分という、時間の短さに驚きました。

 

そしてこの記事に書いてあるとおり、
今回の卵子提供者は22歳の大学生と書いてあります。
台湾ではおよそ30万円程の謝礼金が出ますが、
それは割りの良いバイトという考えなのでしょうか。
それにしてはリスクが怖い気もします。

 

日本ではまだ、卵子提供を行うとしても
で行うことになります。
ですので、日本でも第三者からの卵子提供について定めた法律が
制定されない限りは、海外で行う必要がありそうですね。

今後も、働く女性が増えるのと平行して
増えていきそうな不妊症ですが、
日本でも、さらなる法律や治療方法の確立に期待です!

私がざっと見た限りでも、不妊症系のクリニックの求人が増えている気がします。

あまりまとまりのないお話になってしまいましたが、
今回はこの辺で。

2014年07月01日カテゴリー:医療全般