ローザス医療ニュースブログ


患者がどうなっても・・・

こんにちは。
看護プロの吉場です。

本日は、こんなニュース
「患者がどうなっても…」 脳卒中医の4割超が燃え尽き症候群

記事を読んでぞっとしてしまいました。。。

脳卒中専門医の4割以上が、
極度の疲労や達成感の低さを感じる「燃え尽き症候群」にあたるという。
「患者がどうなっても構わない」、
極端な場合は「死んでも構わない」と感じる瞬間もあるという記事でした。

自分や、自分の家族が
脳卒中で病院に運ばれ治療を受ける際、
目の前で対応してくれる医師の約2人に1人が上記のように感じていたら、
と思うと、病院に行けば安心なんて思えなくなりますね。

4割以上という数値が異常に高いと思うのは
私だけではないと思いますが・・・

勤務している医師だって、
こうなりたくてなっているのではなく、
「患者さんを救いたい」という志は持っていたはず。

就業環境の改善が、本当に必要だと思います。

これは、医師だけではなく、看護師にもあたはまることでしょう。

看護師さん自身が、ストレスが多くては、良い仕事ができないはずです。

特にちょっとしたミスが生死に関わる、救急やオペ室では一段とそうですよね。

記事の中で紹介されていた病院では
医師の負担を軽くするために、1人の患者をチームで担当する、「チーム医療」を推進しているそうです。

医師が、医師自身も心身共に健康で
患者さんの治療にあたれるような状態に早くなってほしいものです。

ローザス

2014年05月17日カテゴリー:医療全般