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妊娠しやすい排卵日を予測…検査薬解禁へ

こんにちは。看護プロの小林です。
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妊娠しやすい排卵日を予測…検査薬解禁へ

政府は30日、妊娠しやすい排卵日を予測する排卵日検査薬について、医師の診療と処方箋がなくても薬局で買えるように規制緩和する方針を固めた。
厚生労働省が検査薬を薬局で販売する際のルールをまとめた上で、2014年度中にも販売できるようになる見通しだ。
薬局で販売が認められている検査薬は現在、〈1〉妊娠〈2〉尿糖〈3〉尿たんぱく――の3種類のみ。排卵日検査薬の解禁をめぐっては、誤診の恐れがあるとして、日本医師会が慎重だったが、30日の規制改革会議の健康・医療ワーキンググループ(作業部会)で、健康診断に代わるものではないとの位置づけで、認める方針に転じた。
がんなどの病気の兆しを把握するため尿に血が混じっているかを調べる尿潜血検査薬についても、市販解禁の対象とする見通しだ。(2014年1月31日 読売新聞)

排卵日検査薬についてご存知の方も多いと思いますが、各種検査方法やメーカーにより検査方法などは異なりますが、一般的なものは「最も妊娠しやすい時期(排卵日)を約1日前に予測する検査薬」が現在では主流となっています。

以前は薬局や薬店、ドラックストアーなどで販売されていましたが、2009年の6月より医療用医薬品の分類であることから、処方箋窓口のある薬局でなければ販売ができなくなりました。そのため、排卵日検査薬は、通信販売で購入する方が多かったのが実情です。

少子化対応策として、不妊治療補助金など「妊娠」に関する取り組みが政府・自治体にて討議されていることが非常に注目することではありますが、最近では「各種検査薬」が注目を浴びているように感じます。

TV・雑誌・インターネット等では、自宅や気軽に出来る様々な最新検査が取り上げられているような気がします。
「子ども能力遺伝子検査」
  子どもの遺伝子検査を実施して、個人の能力・性格などを分析解析するサービス
「AICS/アミノインデックス」
  血液中のアミノ酸濃度を測定して、健康状態や病気の可能性を調べる技術を活用した解析サービス

などなど、最近取り上げられたものだけでも調べれば山程出てきます。
今後、ビッグデータによるあらゆる検査が開発されると、個人の行動が検査結果により制約されてくるのではと思うと、若干閉口することもありますが。。。予防医療が進化することには大いに賛成です。

「不妊」に関する問題についてブログで取り上げようと思いましたが、「最新の検査薬」という予想しない方向に話が進みましてどうもすみません。。。

看護プロ 小林

2014年02月02日カテゴリー:医療全般