ローザス医療ニュースブログ


健康診断結果に異変あり

こんにちは。看護プロの笠木です。

私、ちょっと太めではあるものの、これまで、
健康診断に引っかかったことがないというのが自慢だったのですが、
残念ながら、どうやらそれも過去の話となったようです。

今年の診断結果が先日郵送されてきたのですが、ついに、
大人の証(あかし)とも揶揄される、「中性脂肪」の値が、
標準値を上回ってしまうという結果をたたき出してしまいました。。。

大人の階段をのぼっているのを実感する、衝撃的な結果です。

あくまで「注意が必要」というレベルで
特に治療の必要があるとは書いてありませんでしたが、今後は、
アルコールや脂っぽい食事を控え、青魚や海藻を食べるようにとのことでした。

来年は挽回できるよう、頑張りたいと思います。

さて、そんな僕にとっては、なかなかタイムリーな話題が飛び込んできました。

この「中性脂肪」の値を引き下げる日本で初めての大衆薬が発売されたものの、
思うように売上が上がっていない、というニュースです。

この大衆薬、エバステールTという名前の薬品だそうで、
日本の医療費削減の切り札として、鳴り物入りで今年4月から発売されたものの、
購入できる消費者の層が厳しく制限されていることと、
購入できる場所もまた制限されているという2点がネックになり、
売上が低迷しているというのです。

なにやら、医薬品のネット販売の話と似たようなニオイがする話ですが、
どうやらこっちは、薬局とネットではなく、
クリニックと薬局(医薬品会社)のイザコザの話のようです。

というのも、この「エバステールT」の売り上げが低迷している要因となっている
上記の2つの制限は、ある意味、上客とも言える生活習慣病の患者を
奪われまいとする、日本医師会の圧力で導入された制限だというのです。

生活習慣病患者が医療機関に来ることなく、大衆薬に流れてしまうのは、
医師にとっては嬉しくないということなんですね。

まぁ、この反応はある意味当然といえば当然の反応であるわけですし、
それをうまく交通整理するのがお役所の仕事だと思うのですが、
医師会の志?の高さも含め、何ともお粗末な事例のように思えます。

それ以前に、薬に頼らず、自分の健康は自分で守れという
関係各位のメッセージなのかもしれません(笑)。来年に向け頑張ります。

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2013年11月11日カテゴリー:雑談