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小児科や産婦人科、17年連続で減少

こんにちは。
看護プロの野澤です。

本日の日本経済新聞に「小児科や産婦人科、17年連続で減少 勤務医不足や少子化響く」という記事がありました。

国の小児科のある病院は昨年10月時点で2808施設となり、前年同月と比べて45施設少なくなったことが、厚生労働省の「医療施設(動態)調査・病院報告」で分かったそうです。
産婦人科のある病院も42施設減って1252施設ということで、いずれも17年連続の減少。

勤務医の不足や少子化を背景に診療科の廃止や集約が進んでいる実態が浮き彫りになってますね。

小児科のある病院は1990年には4119施設あったが、昨年は2808施設と3割減少。
産婦人科のある病院も2189施設あった90年と比べて約4割少ない1252施設となった。
いずれも94年から減少が続いており、3年ごとに調査する小児科や産婦人科のある診療所も減少傾向にある。

厚労省は減少の要因として、少子化で診療科の廃止や統合などが進んでいるほか、過酷な勤務を敬遠した勤務医不足などが影響しているとしているそうです。

高齢化がますます進む中、療養型や介護の議論も重要ですが、国の未来を創るのは、あくまで子供たち。

子供を安心して産める、育てられる環境整備が急務だと改めてこの記事を見て思いました。
私達にできることは、そこに関わる看護師さん達をよい職場にお連れすることなので、まずはできることから1つ1つやっていきたいと思います。

2011年10月05日カテゴリー:看護師