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帝京大附属病院が救命救急センター再開!

9月のはじめ、多剤耐性菌アシネトバクター・バウマニ(MRAB)の院内感染が発生して、

救命救急センターへの受け入れを制限していた帝京大附属病院が、

9月30日午前から救急受入を再開しました。

救急受入を停止して、院内感染防止対策と職員教育を進め、

そして、行政や外部委員でつくる独立調査委員会と同病院が検討した結果、

受け入れ再開の体制が整ったと判断されたようです。

よかったですね。

なによりも、周辺の医療機関がほっとしていることだと思います。

おそらく、その周辺の医療機関は、帝京大学病院が救急ストップすることで、

救急受入が激増したと思われます。

今までの体制では受けきれないだけの救急を受け入れていたと思われます。

忙しくなってしまったことで辞めてしまった看護師さんもいるかもしれません。

そのために、この地域の救急の体制は一時的にかなり厳しい状態になったことは間違いありません。

結果的に、これはその地域の人々に不利益を被ることになります。

医療は、地域単位で考えないといい循環を生まない、ということですね。

難易度は高いですが、そうしなければ、安定した医療を提供することはできません。

実現できるよう、僕らも一助になれればと思っています!

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2010年10月01日カテゴリー:医療全般