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ちょっと雑談・・・日本人の平均身長について

こんにちは。看護プロの小林です。
今日はちょっと雑談を・・・

テーマは
日本人の平均身長。

先程、社内の雑談から始まった話なのですが
ちょっと気になって調べてみました。。。

20-24歳　【男性】171.9cm　・　【女性】158.7cm
30-34歳　【男性】172.0cm　・　【女性】158.7cm
40-44歳　【男性】171.6cm　・　【女性】158.2cm
50-54歳　【男性】169.6cm　・　【女性】156.6cm
（資料：2008年文部科学省）

みなさんの感覚的と合致するでしょうか？
これだけでは本当の思いつき雑談になってしまうので。。。

身長にまつわるいくつかの噂話を解明していきたいと思います。

1.「寝る子は育つ？」
2.「牛乳を飲むと背が伸びる？」
3.「江戸時代のヒトから見たら現代人は外国人？」

1.「寝る子は育つ？」
　→事実です。
　　第一次性徴期に睡眠時間が少ない場合は第二次性徴を早めに
　　迎えることが多く、結果、身長の伸びが早く止まってしまう。
　　また、成長ホルモンは睡眠時（特に23時 – 2時）に最も多く
　　分泌されることも関係してきます。
　　ポイントは寝る「子」です。20歳以降に寝ても意味はありません。。。

2.「牛乳を飲むと背が伸びる？」
→あまり期待できません。。。
　　牛乳のほかにも、小魚などカルシウム含有量の高い食品を
　　摂取すると、「骨にいい＝身長が伸びる」と言われますが
　　断言します！！あまり期待は出来ません。
　　要因としては2つ!!
　　①どんなにカルシウムを摂取しても、体が1日の摂取出来る量が決まっている
　　②カルシウムが身長を伸ばすのに有効と証明されていない。むしろ蛋白質が◎

3.「江戸時代のヒトから見たら現代人は外国人？」
　→事実です。
　　江戸時代の人の身長は男性155～158cm、女性143～146cmくらいのようです。
　　つまり現代人の12歳（小学校6年生）ぐらい。
　　約400年で平均身長が20cm弱伸びたことになります。
　　また、現代のアメリカ人との平均身長差が7cmとなっている為、
　　（※アメリカ人成人男性平均身長：177cm[2002年]）
　　江戸時代のヒトから見たら現代人は外国人以上に高身長です。

身長を伸ばすことに大きく作用すると言われているのが
　①食生活、②適度な運動とのことです。

日本人は400年で20cm伸びたと前述しましたが
実際はここ50年で11cm程伸びています。
急激に伸びたのは下記2点と言われています。
　①食生活＝学校給食の導入
　②適度な運動＝学校及びスポーツ振興

問題は、平成に入ってからの20年間、日本の平均身長がほとんど
動かないということではないでしょうかね～。

19世紀前半のアメリカでは、 急速な人口増や都市化に伴うストレスなどが
影響して平均身長は低下したと言われています。

平均身長の推移を見ると、その国の経済状態がわかるということですね。

なんか保健体育の授業みたいになりましたね・・・

次回はもう少しためになることを書きます。。。笑

株式会社ローザス

2010年03月29日カテゴリー：雑談