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准看護師が給料の高い転職先を探すコツ

奨学金の最新マニュアル! 准看護師が正看護師になるための近道!

准看護師が正看護師になるための方法で最もオーソドックスなものは看護学校へ通い、国家試験に受かることです。
受かるまでの最大の壁は学費です!すでに准看護師として勤務をされている方が仕事を辞めて学校に通うというのはなかなか難しいですよね。家庭を持った方となれば学費の捻出は不可能に近いのではないでしょうか。 「経済的に苦しいけど資格は欲しい!」そんな要望に応えるためにできたのが奨学金制度です!
具体的にご説明させて頂きます。
ここでは、准看護師という資格ができた歴史的な経緯を振り返りながら、なぜ准看護師が管理職になれないのかという法的な根拠を確認してみましょう。

正看護師になる為の奨学金

看護学校に通う為に学費を捻出しなければなりません。
奨学金を貸してくれる元はいくつかあります。

  1. ① 病院
  2. ② 自治体
  3. ③ その他(財団など)

① 病院

病院によっては「正看護師資格取得支援制度」として奨学金を支給していただけます。
卒業後、そこでの勤務を条件として勉学に集中することができ、条件を満たすと奨学金の返済を免除してもらえます。
その条件は一定期間の就業(卒業後3年~5年)です。途中で転職・退職をしてしまうと返済する必要が出てきますので、ご注意ください。

(例)上尾中央医科グループ
※上尾中央看護専門学校に入学するケース

  • ◆上尾中央医科グループ協議会から奨学金の貸与を受けることができます。
  • ◆3年間で総額174万円の奨学金を貸与させてもらえます。(入学金30万円・1年次36万円・2年次48万円・3年次60万円、計174万円)
  • ◆看護師免許を取得し、上尾中央医科グループの系列病院で3年間勤務することで、奨学金の返済が実質免除になります。

② 自治体

各都道府県などの自治体で奨学金を貸与する制度があります。
いくつか条件があり、それを全て満たす者の中から選考され、予算の範囲内で貸与されます。
(例)東京都「看護師等修学資金貸与制度(貸付制度)」
第1種貸与(返済免除規定あり)と第2種貸与(返済免除規定なし)があります。
大きな違いは返済規定の有無と貸与できる口数です。
第2種は最大で2口まで貸与可能です。これらは併用することも可能です。

<貸与条件>

  • ◆ 都内の保健師、助産師、看護師及び准看護師の養成施設に在学していること。又は、看護師免許を取得し都内の大学院修士課程で看護に関する専門知識を修得しようとしていること。
  • ◆ 成績優秀にして、かつ、心身健全であること。
  • ◆ 経済的理由により修学困難であること。(第2種のみ、申込時に所得制限有り。)
  • ◆ 同種の修学資金を公的機関から借り受けていないこと。※
  • ◆ 卒業又は修了後、都内の指定施設等において看護業務に従事する意思を有すること。

※:他の公的機関から、返還免除規定のある同種の修学資金を借り受けている場合 は申し込むことができません。また、東京都育英資金と重複して貸与を受けることはできません。

詳細についてはこちらからご確認ください。
東京都福祉保健局_医療・保健 奨学金
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/shikaku/syugaku/index.html

③ その他(財団など)

専門的な看護師を養成する目的や研究助成の為、奨学金や助成金を貸与・交付している団体が複数あります。
それぞれが違う制度で貸与しているので、ご注意ください。

日本看護協会_生涯学習支援
https://www.nurse.or.jp/nursing/education/scholarship/other.html

奨学金を借りる際の注意点

「奨学金を借りた際は、返済完了までは職場を変える事が出来ません」
これは「お金を貸したのだからしっかり働いて返してください」ということです。
本当に奨学金を借りたら、職場を変えられないのでしょうか・・・。
労働基準法上では、1年を超える労働契約は無効とされています。これによれば、3~5年間の拘束は法律違反です。つまり返済完了前の転職・退職は、法律上は可能です。
しかし、奨学金は借りているお金なので、返さなくてはいけません。これについては民法上の債務が残ってしまい問題です。
結論としては「奨学金を返しさえすれば、返済完了前に職場を変えることは可能です」
しかし、お金が工面できないから借りたのであってなかなか現実は厳しいですね・・・。

奨学金を立て替えてくれる病院

退職するなら奨学金を返してほしい、と言われてしまうのはしょうがないことです。
しかし、お気軽に返せる金額ではありません。
数は非常に少ないですが、奨学金を立て替えてくれる病院もあります。
「返さないといけない奨学金を払ってあげるから、2年働いてください。その間給与から天引きします」といった仕組みです。
何にせよ何らかの形で返さないといけません。しかし、今の職場がどうしても耐えられないということであれば、探してみる価値はあります。

立て替えてくれる病院の探し方

基本的に病院の採用責任者の方に聞いていくしかありません。
仕事をしながら多くの病院を調べるのは非常に大変です。弊社のような紹介会社を利用して頂ければ負担は少ないはずです。次の転職先の希望を教えて頂くだけでいいので。
病院によって立て替えをした実績があるかないかはデータとして残りますが、その時々で採用状況は違います。この病院は絶対に立て替えをしてくれる、なんてことは有り得ません。
当然ですが、病院から信頼されないと話は進みません。注意してください。

まとめ
奨学金は上手に活用できれば、目標に大きく近付くことができます!
金銭的な問題で正看護師を諦めてしまった准看護師の方を多く見てきました。
「転職をしたい」という具体的な話でなくても、正看護師の資格を取りたい・仕事を辞めたいといった話でもお気軽にご相談ください。
ご状況をお伺いして「いつ、どのようにして転職をするべきなのか」を一緒に考えさせて頂きます!

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